U−NEXT(9418)【USENのオフィス向け配信が好調、残業抑制効果に注目!】



U−NEXT  [9418] 東証1部 時価:1056円

U−NEXT(9418)は、オンデマンドサービス提供の「コンテンツプラットフォーム事業」と通信インフラ提供の「コミュニケーションネットワーク事業」が主力事業で、動画配信サービスの課金は会員数拡大で想定超に伸びており、更に、MVNOサービス「U−mobile」も契約数が拡大している。
同社の17年12月期第2四半期の連結最終損益は17,8億円の赤字(前年同期は0,3億円の赤字)に赤字幅が拡大しているが、非開示だった通期の連結最終損益は1億円の黒字(前期は9,3億円の赤字)に浮上する見通しとなりました。会社の発表した上期実績と通期計画に基いて、当研究所が試算した下期の連結最終損益は18,8億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)に浮上する見通しとなります。
又、店舗用有線放送でシェア最大級のUSEN(4842)が提供するオフィス向け音楽配信サービスを導入する企業が増えている。元々は職場環境を改善し、社員の集中力向上やリラックスにつなげることが期待されてきたが昨年、「働き方改革」の機運が高まり、定時退社を促すなどの効果が改めて注目されており、導入する企業の数は、月平均で3年前と比べて約4倍に膨らんでいるという。USENの音楽配信は店舗向けが主力だが、2013年、社員のストレス軽減など、社会貢献の一環としてオフィス向けに特化したサービスを開始。100以上のチャンネルの中には、「別れのワルツ」や「家路」などで退社を促したり、アニメ「タッチ」などで有名な声優、日高のり子さんによるアナウンスで「ノー残業デー」であることを伝えるものが用意されている。更に、音楽が、従業員の働き方改善に奏功した事例もある。三井ホームでは、課ごとの終礼を行う合図として、ボクシング映画「ロッキー」のテーマ曲を流すようにしたところ、残業時間が2〜3割削減されたという。このチャンネルはもともと、士気高揚の効果を想定していたが意外性が受けたようで、「時間の管理にメリハリをつけるツール」として利用された。 
USENはオフィス向けサービス単体の導入企業数を明らかにしていないが、15年12月から企業に義務づけられた社員のストレスチェックや、16年に政府が打ち出した働き方改革が追い風となり、順調に増えているようだ。尚、同社の宇野社長主導でUSENを買収して、12月に経営統合することから、スケールメリットの期待が出来ます。
2017/08/15 7:30