ヒーハイスト精工(6433)【精密部品加工が増加し、18年3月期は計画上振れも!】


ヒーハイスト精工  [6433] 東証JQ部 時価:471円

ヒーハイスト精工(6433)は、創業以来、一貫として直線運動機構の研究開発に取り組み、リニアモーションバーツ、精密加工部門、システム製品開発の3つの事業領域から成り立ち、その活躍は宇宙開発、クリーンエネルギー、医療分野にまで広がっています。中でも、産業機械向けの小型直動ベアリングに強みがあり、半導体製造装置などの位置決め部品なども手掛けており、売り上げの半分がTHK(6481)向けであります。
同社の18年3月期第1四半期の連結決算は、売上高は7,45億円(前年同期比68,5%増)、営業利益は1,46億円(同5,4倍)となり、上期計画の6800万円を超過して着地しました。主力製品の直動機器が産業機械業界及び民生向けに伸びたほか、精密部品加工については、レース用部品の需要が順調に伸びたほか、ユニット製品については、半導体製造装置の産業用製造装置向けの売り上げが大幅に伸びたことが要因であります。
尚、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いていますが、半導体産業の設備投資が活発なことから、THKの第1四半期の売上高も前年同期比82%増と大幅に伸びており、同社もその恩恵を充分に受けることから、18年3月期も大幅な増益が予想されます。
又、同社は新たに熱溶融積層式の3Dプリンターを開発しました。これは、下部のワークテーブルを固定したまま、上部の樹脂押し出しヘッドを自在に動かして成型する仕組み。同社の尾崎社長は「ワークテーブルも動く従来式では難しかったインライン化、ケタ高の製品に対応できる」と期待を寄せています。全ての構成部品を設計し、半年間かけて完成した。ヘッド周りのリニア機構には主力製品であるリニアブッシュを20個搭載し、3次元の全方向の複雑な動きを実現させた。
更に、同社の球面軸受やボールスプラインなどを用いて2足歩行ロボット開発の歴史を持つ早稲田大学が2足ヒューマノイドロボットを開発していることから、ロボット関連としても注目出来ます。
2017/08/21 8:00