インスペック(6656)【5−6月の受注額累計額は前年同期比3,2倍に、9月1日付きで東証2部に市場



インスペック  [6656] 東証M部 時価:1414円

インスペック(6656)は半導体パッケージ基盤を始めとする精密プリント基板の外観検査を自動で行う光学式外観検査装置メーカーで、画像処理、メカトロニクス、光学センシングの外観検査の三大技術を保有しています。
同社の17年4月期は半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連などが堅調で2桁増収し、黒字転換となりました。更に、ニーズが拡大しているフレキシブル基板向けロールとロール型検査装置等の拡販に注力してきたことにより、6月度の単体受注額は前年同期比2,0倍の2,23億円となり、これにより、6月までの累計受注額は4,3億円となり、前年同期比では3,2倍となりました。
又、同社は東京大学大学院の佐々木毅准教授が申請しておりました、平成28年度厚労省の政策科学総合研究事に病理デジタル画像・人工知能(AI)技術を用いた、病理画像認識による術中迅速・ダブルチェック・希少がん等病理診断支援ツールの開発)が採択となったことにより、同社はメタデータ株式会社と共にAIによる病理診断支援ツールの開発に取り組むと発表しました。病理診断のための検体のデジタル画像は、標準的に用いられる対物レンズ20倍で約9億画素、対物レンズ40倍で約36億画素という巨大画像であることから、同社が精密基板検査システム事業で培ってきた高解像度画像処理技術を活かし、AIシステムで最適な処理をするための画像生成に取り組みます。
これにより日本国内の深刻な病理専門医の不足問題や、一部の専門医以外では判別が難しい希少がんなどの診断支援など、病理検査分野の課題を解決する為の一助となることでしょう。
更に、同社は東証マザーズ上場後10年を経過したことで、9月1日付けで東証2部に市場変更となり、知名度向上や株式流動性の向上により、売買活性化が進み、人気化する可能性が高く、押し目を注目したい。
2017/08/28 8:20