FDK(6955)【EV革命、100兆円で注目される高電圧・大容量の全固体リチウム電池の開発で注目!



FDK  [6955] 東証2部 時価:175 7円

9月4日に発売された経済誌「エコノミスト」が「EV革命、100兆円」という記事を特集しています。現在、世界では乗用車の他、より排気量の大きいトラックなどの商用車も含め10億台ものクルマが走っていると推定され、そのほとんどがガソリン車やディーゼル車などの内燃機関車であります。
その結果、世界の内燃機関車が排出する二酸化炭素(CO2)の量は、毎年50億トン超に上り、温暖化の元凶とされています。そこで、CO2を排出しないEVや、排出量の少ないPHVが求められています。
英国コンサルティング大手のPWCは、世界のEV市場は16年の年産66万台から23年に357万台と5倍強に成長すると予測しています。又、EVでは航続距離を延ばすための「省エネ」と「軽量化」が重要になるため、対応する電子部品や車体の構造材料を供給するメーカーは需要拡大の好機となります。省エネ化では、高性能リチウムイオン電池、軽量化では樹脂など軽い構造材料に注目が集まることから、これを得意としている三菱ケミカルや旭化成といった日本の化学メーカーが車載事業への投資を加速させています。
FDK(6955)は富士通グループの電池分野を担当しており、主軸は産業用ニッケル水素電池ながら、時代のニーズに対応した新電池の開発を急いでいる。
IoT(Intemet of Things)やウエアラブル端末に注目が集めるなか、クレジットカードなどに内蔵できる超薄型のリチウムイオン2次電池(LiB)と、電気自動車(EV)の普及などで成長市場余地の大きい高エネルギー密度を有する全固体リチウム電池用正極材料の製品化を計画している。要素技術の開発をほぼ終えた薄型LiBは、市場ニーズを見極めながら、早期の量産化へとつなげていく方針であります。
 富士通研究所と共同開発した全固体リチウム電池用正極材では、既存の約2倍の高いエネルギー密度と安全性を生かし、今後IoT、ウエアラブル、モバイルなどの機器での普及が期待される状況にある事から、EVなど民生用途での採用を狙って、2020年近傍での事業化を予定しており、同社の将来的な、収益成長に寄与する可能性が高く注目しておきたい。
2017/09/05 8:00