東洋ゴム工業(5105)【EV・自動運転車用に空気充填不要の新しいタイヤ「noair(ノアイア)」を



東洋ゴム工業  [5105] 東証1部 時価:2239円

東洋ゴム工業(5105)は電気自動車(EV)や自動運転の進展を見据え、空気充填不要の近未来型エアレスコンセプトタイヤ「noair(ノアイア)」を開発したと発表しました。
ノアイアは、内芯側を高剛性の特殊な樹脂スポークで構成し、荷重を支持する力を確保するとともに、トレッド部分にはゴム部材を用いた独自の荷重支持構造を採用し、「走る、曲がる、止まる」というタイヤの基本性能を成立させており、EVやコンパクトカーなどの近未来型モビリティが市場の一角を形成し始める社会を想定しての実車走行が可能になりました。
乗り心地や騒音、質量で改善の余地があるものの、耐久力や転がり抵抗、制動距離は空気入りタイヤと遜色ないレベルを達成しております。自動車メーカーの技術者も試乗するなど注目しており、実用化に向けて研究開発を加速させていきます。
パンクの心配がないほか、空気圧などのメンテナンスも必要ない。路面と接するトレッド部は空気入りタイヤ同様のゴムだが、その内側は特殊樹脂の独自支持構造で荷重を支える。ゴム使用量が少なく、ゴム変形で生じるエネルギーロスが減らせ、燃費を向上できる。
ブリヂストン(5108)や住友ゴム工業(5110)など、他社もエアレスタイヤの開発には着地しているが、同社は「実車に取り付けて走行できるという、かなり進んだレベルに達した」と力を込めており、近距離移動用コミューターや自動運転車、駆動源がインホイールモーターのEV、メンテフリーのニーズがあるシェアリングサービス向け自動車など、次世代車向けに開発を加速したい考えだ。
2017/09/12 7:40