日本鋳造(5609)【今期経常利益を43%上方修正!】


日本鋳造  [5609] 東証2部 時価:134円

日本鋳造(5609)は大型鋳鋼類を中心とした鋳鋼・鋳鉄品を主力としており、橋梁部品や柱脚等の品種構成の改善により業績予想を修正しました。18年3月期上期(4−9月期)の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→3億円の黒字(前年同期は7500万円の赤字)に50,0%上方修正しました。
これは鋳鋼品が半導体製造装置向け低熱膨張材の需要が回復したことや、大型鉱山機械用の受注が前回予想を上回り、橋梁部品や柱脚等についても東京オリンピック関連需要の本格化等により、予想を上回る受注の拡大が見込めるとして、18年3月期の連結経常損益を従来予想の3億5000万円の黒字→5億円の黒字(前期は3億600万円の赤字)の42,9%上方修正しました。
同社が長年に及ぶ研究開発の結果、開発に成功した、究極の熱膨張ゼロの合金材料、『LEX-ZERO(レックス ゼロ)』は、その名のとおり事実上「ゼロ膨張」の合金材料で、20−80度の温度領域で究極の低熱膨張性を実現する一方、既存の硬材系や炭素繊維など非金属系のゼロ膨張材料に比べて形状や寸法の自由度に優れています。材料の熱変形に起因する精度誤差を解消できる為、半導体デバイス製造や液晶製造、超精密・微細加工などの工作機械、精密光学機器など幅広い分野での利用が期待できるものであります。
トヨタ自やホンダ、ダイムラー社などが燃料電池車を究極のエコカーと位置付けて普及させるということで、高圧水素タンクや液体水素タンクに利用される可能性があり、あらためて同社の技術力と業績回復により注目されることでしょう。
2017/09/19 8:05