トヨタ自動車(7203)【米国でハイブリット車(HV)の基幹部品を現地生産加速でコスト20%削減!】



トヨタ自動車  [7203] 東証1部 時価:6748円

トヨタ自動車(7203)は27日、2020年から米国でハイブリッド車(HV)の基幹部品の生産を始めると発表しました。基幹部品は日本と中国のほか、18年からはポーランドでも生産する計画で、日本と中国、欧州、米国で基幹部品から完成車までを一貫生産できる体制を整える。それぞれ販売の伸びが見込める地域で現地生産比率を高めることでコストを圧縮し、競争力を高める。米国では、ウェストバージニア州とテネシー州の工場にHVの基幹部品の生産設備を導入して、車両工場向けに供給する。同社が米国でHVの基幹部品を生産するのは初めてとなる。同社はこのほか、米国でケンタッキーとミズーリ、アラバマの各州にある工場でも部品生産を拡大し、5工場での投資額は計3,7380億ドル(約420億円)になる。同社は今年1月、米国投資の拡大を迫るトランプ米政権の発足を受け、今後5年間に米国で100億ドルを投資する計画を発表。今回の投資もその枠組みの一環となる。トヨタの基本戦略は「需要のあるところで(現地)生産を増やすこと。HVでは、15年から中国で駆動部品と電池の生産を始め、ポーランドでも来年から駆動部品の生産を行うと決定済みだ。
更に、世界で唯一、女性の自動車運転を禁止していたサウジアラビアが26日、原油依存経済からの脱却を狙いに解禁令を出した。同国は年間70万台に迫る自動車市場を擁し、女性の運転解禁はシェア上位を占めるトヨタ自動車や韓国の現代自動車への追い風になるとみられている。一方、これまで女性の足として利用されてきた米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズには打撃となりそうだ。サウジの自動車市場でのシェアはトヨタと現代自の2社合計で50%を超え、家族全員で乗れる大型スポーツ用多目的車(SUV)が主流だ。女性が運転するようになれば、小型の車種の販売台数が伸びる可能性が大きい。英調査会社LMCオートモーティブのアナリスト、ジェフ・シュスター氏によれば、2016年のサウジでの販売台数は67万6000台。シェア1位はトヨタの32%、2位の現代自は24%だった。女性による運転解禁は、サルマン国王の即位以降、最も革新的な動きといえる。国王はサウジの近代化を模索し、経済の石油依存を減らそうとしている。近代化計画の立役者であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、国営石油サウジアラムコの新規株式公開(IPO)をはじめとする抜本的な経済改革を進めている。
2017/09/28 7:45