澁谷工業(6340)【ベルギーの再生医療VBと提携、肝硬変薬製造装置を開発!】



澁谷工業  [6340] 東証1部 時価:3605円

澁谷工業(6340)は、体細胞由来治療薬の分野で国際的な再生医療のベンチャーであるベルギーのプロメセーラ社と再生医療用細胞製品を臨床グレードかつ商業スケールで製造するシステムの開発に関する業務提携を行うことで合意し、併せてプロメセーラ社へ資本出資をしたと発表しました。
プロメセーラ社は、健常人ドナーの肝組織由来の再生医療用細胞医薬品の開発を行っており、同製品は尿素サイクル異常症、慢性肝不全の急性憎悪、非アルコール性肝硬変などの治療薬として現在、有効性検証の治験を進めています。このため、治療薬を高品質で安全に製造する量産スケールの製造システムの開発を求めており、細胞培養アイソレータ、ロボット自動細胞培養システム、バイオ3Dプリンター等、世界的に高い評価と納入実績を持つ同社に同システム開発の要望が寄せられていました。
今回開発する再生医療用細胞製品製造システムは、プロメセーラ社の他家肝組織由来の細胞医薬品であるHepaStemを、肝臓組織の細胞から臨床用に調製・培養し高い品質かつ安全に製造するシステムです。製造される再生医療用細胞製品は、ドナー提供された一つの肝臓から数千人の患者を治療することが可能になると言われております。同社では開発した再生医療用細胞製品製造システムを来年夏頃にプロメセーラ社のGosselies新工場(ベルギー シャルルロワ市)へ納入する予定であります。
同社は、肝臓の再生医療において既に山口大学から自家細胞を使用した培養式の自己骨髄細胞投与療法(ABMi療法)の独占実施権を得ており、更にプロメセーラ社のグローバル戦略により将来、プロメセーラ社の他家・再生医療用細胞製品も日本国内市場向けに同社の細胞培養加工センターで製造し、販売することも考えられ、肝硬変症の再生治療において新たな細胞ソースと製造技術による相互補完が期待されることから、同社は、肝硬変症を自家細胞と他家細胞の両面の治療方法で再生医療の事業拡大に繋げる事が出来るでしょう。
尚、プロメセーラ社は三井物産系の投資会社など複数の日経企業が出資しております。
2017/10/16 8:20