タカラバイオ(4974)【新規iPS細胞作製法の全世界での独占的実施権を取得!】



タカラバイオ  [4974] 東証1部 時価:1462円

タカラバイオ(4974)は研究用試薬や理化学機器、遺伝子解析や細胞加工などのサービスを手掛けており、遺伝子医療事業における、高効率遺伝子導入技術レトロネクチン法など自社技術を利用したがん等の遺伝子治療の早期商業化をめざしています。
同社は昨日、九州大学と新規遺伝子導入用ベクターである麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術のライセンス契約を締結し、全世界での独占的実施権を取得したと発表しました。
同社では、同技術の発明者である東京大学医科学研究所ALA先端医療学社会連携研究部門 谷 憲三朗 特任教授(元九州大学生体防御医学研究所 教授)、及び国立感染症研究所 ウイルス第三部 竹田 誠 部長(元九州大学大学院医学研究院 准教授)らと麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術開発の共同研究を実施しています。 
麻疹ウイルスはパラミクソウイルス科に属する一本鎖RNAウイルスです。麻疹ウイルスベクターは、麻疹ウイルスの本来持つ病原性及び伝播性に関する遺伝子を欠損させ、目的の遺伝子を搭載できるよう改変した遺伝子導入用ウイルスベクターです。 麻疹ウイルスベクターは、搭載した遺伝子が細胞質内でのみ転写・翻訳されるため染色体に遺伝子が組み込まれず、特に免疫細胞や造血幹細胞などに高効率で遺伝子導入することが可能で、効率良くiPS細胞を作製できます。
今回の独占的実施権を取得により、今後、同社においてiPS細胞作製用麻疹ウイルスベクターの最適化・大量製造法の開発などをさらに進めることになり、麻疹ウイルスベクターを用いた新製品・受託サービスメニューを開始する予定としています。
2017/10/20 7:50